モビリティリゾートもてぎ (もてぎサーキット)の完全ガイド!

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「モビリティリゾートもてぎ (もてぎサーキット)」と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?世界的なレースが開催される本格的なサーキット、それとも家族で楽しめるレジャー施設でしょうか。実は、そのどちらもが正解です。この記事では、モビリティリゾートもてぎ (もてぎサーキット)の概要とコース紹介から、具体的なモビリティリゾートもてぎ (もてぎサーキット)の楽しみ方ガイドまで、あなたの知りたい情報を網羅的に解説します。ツインリンクの歴史とホンダの運営会社、特徴的なオーバルコースの長さやロードコースの高低差、そしてファンならずとも気になるコースレコードとラップタイムといった基本情報はもちろんのこと、栃木県のもてぎへのアクセスと駐車場情報や気になる2025年の主要イベントカレンダーまで、事前に知っておきたい情報をまとめました。さらに、レース観戦のチケット料金についての詳細や、人気のSUPER GTやスーパーフォーミュラの見どころ、自分で体験できるカート走行体験ができるスクール、そして場内ホテルやキャンプ場での宿泊の魅力、子供が喜ぶ遊園地とレストランに至るまで、あらゆる角度からその魅力を深掘りしていきます。この記事を読めば、あなたの次の休日の計画がもっと楽しくなるはずです。それでは、モビリティリゾートもてぎ (もてぎサーキット)の魅力を総まとめしていきましょう。

  • もてぎの歴史や多彩なコースの特徴
  • 年間イベントやレース観戦のポイント
  • 走行体験やアトラクションなど幅広い楽しみ方
  • 周辺の宿泊施設や便利なアクセス方法
目次

モビリティリゾートもてぎ (もてぎサーキット)の概要とコース紹介

  • ツインリンクの歴史とホンダの運営会社
  • オーバルコースの長さやロードコースの高低差
  • 気になるコースレコードとラップタイム
  • 栃木県のもてぎへのアクセスと駐車場情報
  • 2025年の主要イベントカレンダー

ツインリンクの歴史とホンダの運営会社

ツインリンクの歴史とホンダの運営会社

サーキットの世界:イメージ

現在、「モビリティリゾートもてぎ」としてその名を知られるこの広大な施設は、1997年8月に「ツインリンクもてぎ」として華々しく開業しました。その設立の背景には、本田技研工業(Honda)の世界的なモータースポーツ活動、特にアメリカのレースシーンへの深い関与があります。「F1の鈴鹿、インディカーのもてぎ」という構想のもと、日本でアメリカンモータースポーツを本格的に開催できるオーバルコースと、伝統的なロードコースを併せ持つ、世界でも類を見ないサーキットとして誕生したのです。

施設の運営を担うのは、ホンダモビリティランド株式会社です。この会社は、日本のモータースポーツファンにとって特別な場所である鈴鹿サーキットも運営しており、まさに日本のレース文化を両輪で支える存在と言えるでしょう。Hondaの100%子会社として、レースの開催だけでなく、安全運転の啓蒙や次世代のモビリティ社会の提案といった、幅広い役割を担っています。(出典:ホンダモビリティランド株式会社 会社沿革

開業から25周年を迎えた2022年3月、施設は「モビリティリゾートもてぎ」へとその名を変えました。これは単なる名称変更ではありません。サーキットという枠を超え、豊かな自然環境の中で人とモビリティが共生し、訪れるすべての人々に新たな発見と感動を提供するという、未来に向けた明確なビジョンを示すものでした。この歴史と理念を知ることで、もてぎでの体験はより一層深いものになるはずです。

豆知識:名前の由来

旧名称の「ツインリンク」は、2つの(Twin)サーキットが環状につながっている(Link)という物理的な特徴に由来していました。対して現在の「モビリティリゾート」は、Hondaが追求する「移動(Mobility)の喜び」を、広大な森や満点の星空といった自然の中で心ゆくまで体験できる場所(Resort)であることを表現しています。

オーバルコースの長さやロードコースの高低差

モビリティリゾートもてぎの核心部は、性格が全く異なる2つの国際公認コースです。それぞれのコースが持つ独自のスペックとストーリーを理解すれば、レース観戦の解像度が格段に上がります。

マシンのセッティングも、ロードコースとオーバルコースでは全く異なります。その違いを想像するのも面白いですよ!

国際ロードコース

MotoGP™日本グランプリやSUPER GTなど、数々の名勝負の舞台となってきた日本のモータースポーツを代表するコースです。最大の特徴は、複数の直線とタイトな中低速コーナーを組み合わせた「ストップ・アンド・ゴー」レイアウト。マシンには強力なブレーキング性能と鋭い加速力が求められ、ドライバーには緻密なライン取りと度胸が試されます。

ロードコース 主なスペック
全長 4,801.379m
最大直線長 762m(ダウンヒルストレート)
コーナー数 14(右8、左6)
最大高低差 30.4m
コース幅員 12m~15m

観戦のハイライトは、なんといってもコース最長のダウンヒルストレート。約30mの高低差を一気に駆け下り、フルブレーキングで90度コーナーに進入するシーンは圧巻の一言です。世界でも屈指のオーバーテイクポイントであり、レース終盤にはここで数々のドラマが生まれます。

オーバルコース(スーパースピードウェイ)

アメリカンモータースポーツの興奮を日本に伝えるために建設された、国内唯一の本格的オーバルコースです。かつてはNASCARやインディカー・シリーズ「インディジャパン300」が開催され、時速300kmを超える超高速バトルが観客を魅了しました。

  • 全長:2,413.968m(約1.5マイル)
  • 最大バンク角:10度

バンク角が比較的浅いため、ターンによってはアクセルを緩める、あるいはシフトダウンが必要となるテクニカルな特性を持っていました。

注意:オーバルコースの現状

前述の通り、このオーバルコースは2011年の東日本大震災において、コース路面に修復が困難な段差が生じるなどの損傷を受けました。その結果、安全性の確保が難しくなり、残念ながらそれ以降は四輪のビッグレースは開催されていません。現在は、ファン感謝デーでのデモ走行やメーカーのテスト、自転車やマラソンの大会会場として利用されるほか、大規模イベント時には広大な駐車スペースとして重要な役割を果たしています。

気になるコースレコードとラップタイム

選び抜かれたドライバーと最新鋭のマシンが、このテクニカルな4.8kmのロードコースでどのようなタイムを叩き出すのでしょうか。ここでは主要カテゴリーのコースレコードを紹介します。コンマ1秒を削り出すための技術と情熱が、この数字に凝縮されています。

モビリティリゾートもてぎ ロードコースレコード(2025年9月現在)
カテゴリ タイム ドライバー/ライダー 車両 樹立年月日
スーパーフォーミュラ 1’29.757 野尻智紀 ダラーラ・SF19 2021年10月16日
SUPER GT (GT500) 1’35.194 牧野任祐 ホンダ・NSX-GT 2022年11月5日
SUPER GT (GT300) 1’44.798 木村偉織 ホンダ・NSX GT3 2022年11月5日
MotoGP™ 1’43.198 ホルヘ・マルティン ドゥカティ・デスモセディチ 2023年9月30日

これらのタイムは、予選での一発アタックで記録されることがほとんどです。天候や路面温度、風向きといったコンディションが完璧に揃った瞬間に生まれる、まさに奇跡のような記録と言えるでしょう。決勝レースでは、タイヤの摩耗や燃料の重量を計算しながらペースをコントロールするため、このタイムを毎周出すわけではありません。だからこそ、予選でのアタックには特別な価値があるのです。

栃木県のもてぎへのアクセスと駐車場情報

都心から約100kmという、比較的アクセスしやすい立地もモビリティリゾートもてぎの魅力の一つです。ここでは、主要なアクセス方法と駐車場の詳細について、より具体的に解説します。

車でのアクセス

自由度が高く、最も一般的なアクセス方法です。主要な高速道路からのルートを事前に確認しておきましょう。

  • 東北自動車道を利用:鹿沼ICで降り、国道123号線を利用して約50分。
  • 常磐自動車道を利用:水戸ICから県道52号線(水戸茂木線)で約40分、またはETC搭載車であれば水戸北スマートICから国道123号線で約30分と便利です。
  • 北関東自動車道を利用:真岡ICで降り、国道121号線・123号線を経由して約40分。

渋滞対策とゲートの使い分け

ビッグレース開催日やGWなどの大型連休中は、周辺道路、特に国道123号線で激しい渋滞が発生します。公式サイトで公開される迂回ルートマップを必ず確認し、ナビだけに頼らず複数のルートを想定しておくことが重要です。また、場内には北と南にゲートがあり、ホテルやキャンプ、ハローウッズ利用者は「北ゲート」ホンダコレクションホールが目的の場合は「南ゲート」を利用するとスムーズです。

駐車場について

約10,000台を収容できる広大な駐車場が完備されています。通常日の駐車料金は以下の通りです。

  • :1,000円/日
  • バイク:500円/日

ただし、MotoGP™などの国際レース開催日は駐車料金が異なり、多くの場合で事前予約制の駐車券が必要となります。駐車場所が指定されることもあるため、チケット購入時に併せて確認・購入することを忘れないようにしましょう。

公共交通機関でのアクセス

渋滞の心配なくアクセスしたい方には公共交通機関がおすすめです。

  • 電車:最寄り駅はSLが走ることで知られる真岡鐵道の茂木駅です。駅からサーキットまでは約8km、タクシーを利用すれば約15分で到着します。
  • バス:ビッグレース開催時には、JR宇都宮駅や新宿駅などから便利な予約制直通シャトルバス「もてぎGPエクスプレス」が運行されることがあります。事前の予約が必須ですが、乗り換えなしで快適にアクセスできるため非常に人気があります。

2025年の主要イベントカレンダー

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モビリティリゾートもてぎ:公式

モビリティリゾートもてぎの1年は、モータースポーツファンを熱くさせるビッグレースから、家族で楽しめる季節のイベントまで、多彩なプログラムで彩られています。ここでは2025年に予定されている注目のイベントをピックアップしてご紹介します。(出典:JAFモータースポーツ 競技会カレンダー

ご注意

以下の日程や内容はあくまで2025年9月現在の予定です。天候や社会情勢により変更される可能性がありますので、お出かけ前には必ずモビリティリゾートもてぎ公式サイトで最新情報をご確認ください。

モータースポーツイベント

2025年 主なレースイベント(予定)
イベント名 開催時期(目安) 概要
MotoGP™ 日本グランプリ 9月~10月 世界最高峰の二輪ロードレース選手権。ホンダのホームコースで繰り広げられる熱戦は必見。
SUPER GT 5月・11月頃 国内最大の人気を誇る四輪レース。シリーズ最終戦の舞台となることも多く、チャンピオン決定の瞬間を見届けられるかも。
スーパーフォーミュラ 8月・10月頃 国内最速のフォーミュラカーレース。驚異的なマシン性能とトップドライバーの技術が光る。
スーパー耐久シリーズ 不定期 市販車ベースのマシンによる耐久レース。カーボンニュートラル燃料車の参戦など、未来の技術にも注目。
もて耐 8月 “真夏の祭典”として親しまれる、参加型バイク7時間耐久レース。全国のアマチュアライダーが集結する。

その他の人気イベント

  • 花火の祭典(夏・冬):音楽とレーザー、そして約14,000発の花火がシンクロする劇場型花火。サーキットの地形を活かした立体的な演出は圧巻です。
  • Honda Racing THANKS DAY:シーズンオフにホンダが開催するファン感謝祭。国内外で活躍する二輪・四輪のトップ選手が一堂に会し、カテゴリーの垣根を越えた夢の競演を繰り広げます。
  • 茂木サーキットマラソン:普段は走ることのできない国際レーシングコースを自分の足で駆け抜けることができる人気のマラソン大会です。

これらのイベント以外にも、全日本ロードレース選手権やトライアル世界選手権、ヒストリックカーのイベントなど、年間を通じて様々な催しが行われています。

モビリティリゾートもてぎ (もてぎサーキット)の楽しみ方ガイド

  • レース観戦のチケット料金について
  • SUPER GTやスーパーフォーミュラ
  • カート走行体験ができるスクール
  • 場内ホテルやキャンプ場での宿泊
  • 子供が喜ぶ遊園地とレストラン
  • モビリティリゾートもてぎ (もてぎサーキット)の魅力を総まとめ

レース観戦のチケット料金について

レース観戦の第一歩はチケットの確保から。料金体系は少し複雑に感じるかもしれませんが、自分の観戦スタイルに合ったチケットを選ぶことが満足度を高める鍵です。

通常日の入場料金とパークパスポート

特定のレースやイベントがない「パーク営業日」は、比較的リーズナブルな料金で入場できます。この入場料でパーク内の雰囲気を楽しんだり、ホンダコレクションホールを見学したりできます。

通常日 当日料金(参考)
券種 大人(中学生以上) 小学生 幼児(3歳~未就学児)
入場料 1,900円 900円 無料
パークパスポート
(アトラクション乗り放題)
3,400円 2,200円

アトラクションをたくさん楽しみたい場合は、入場料とパークパスポートがセットになった前売券アソビュー!などのプレイガイドで購入すると、当日券よりもお得になることが多いです。

ビッグレース開催日のチケット戦略

MotoGP™やSUPER GTなどのビッグレース開催日は、専用のチケット(観戦券)が必要です。観戦券には入場料が含まれています。席の種類によって価格や見える景色が大きく異なります。

  • 自由席:最も手頃な価格帯で、広大な観戦エリア内を自由に移動できるのが魅力。お気に入りのコーナーを見つけたり、様々な角度からレースを楽しみたいアクティブなファンにおすすめです。90度コーナー周辺はバトルが多く人気です。
  • 指定席:グランドスタンドや各コーナーに設置された座席指定券。席取りの心配がなく、大型ビジョンが見やすい席も多いので、レース展開をじっくり追いかけたい方に最適です。特に、オーバルコース上に仮設されるビクトリースタンド(V席)は、マシンを間近に感じられる大迫力のエリアとして絶大な人気を誇ります。
  • 企画チケット:ピットウォーク参加券、パドックパス、応援グッズ付きのチーム応援席など、付加価値の高いチケットも多数販売されます。ファンにとっては見逃せない内容です。

チケット購入は情報戦!

人気レースの指定席や企画チケットは、発売開始から数分で完売することも珍しくありません。観戦を決めたら、公式サイトでチケットの発売日、販売方法(抽選か先着か)、券種を徹底的にリサーチし、発売時刻に備えることが重要です。公式オンラインショップの会員登録などを事前に済ませておくとスムーズです。

SUPER GTやスーパーフォーミュラ

数あるレースの中でも、特に四輪ファンからの人気が高いのがSUPER GTとスーパーフォーミュラです。それぞれのレースがもてぎでどのようなドラマを生むのか、その見どころを深掘りします。

SUPER GT:混走が織りなす予測不能のドラマ

国内モータースポーツの頂点に君臨するSUPER GT。性能が大きく異なるGT500クラスとGT300クラス、合わせて40台以上のマシンが同時に決勝レースを走る「混走」が、世界的に見てもユニークで、最大の魅力となっています。

もてぎのコースでは、この混走がさらにスリリングな展開を生み出します。例えば、GT500クラスのマシンが周回遅れのGT300クラスのマシンをどこでパスするか。その一瞬の判断が、トップ争いに大きな影響を与えることがあります。特にダウンヒルストレートやヘアピンの進入では、GT500とGT300の息をのむような接近戦が繰り広げられます。もてぎはシリーズ最終戦の舞台となることが多く、幾度となくチャンピオン決定のドラマチックな瞬間が生まれてきました。

スーパーフォーミュラ:世界最速レベルのコーナリング

「日本一速いレース」の称号に偽りなし。F1に次ぐ速さを持つと言われるマシン「SF23」が、驚異的なスピードでコーナーをクリアしていく様は圧巻です。特に、S字コーナーからV字コーナー、そしてヘアピンへと続く中速セクションでは、ドライバーの繊細なアクセルワークとマシンの空力性能が最大限に発揮されます。

マシンの性能差が非常に少ない「ワンメイク」に近いレギュレーションなので、純粋なドライバーの実力が勝敗を分けます。未来のF1ドライバーを発掘する楽しみもありますね。

レースを面白くする仕掛けが「オーバーテイクシステム(OTS)」です。ドライバーはボタン一つで一定時間、通常よりも多くの燃料をエンジンに送り込み、パワーアップさせることができます。使用回数や合計時間が制限されているため、これをどのタイミングで使うかという戦略的な駆け引きが、レース終盤の逆転劇を生み出します。

カート走行体験ができるスクール

カート走行体験ができるスクール

サーキットの世界:イメージ

世界のトップドライバーたちの走りを見て興奮した後は、自分自身でその楽しさを体験したくなるのがファンの心理でしょう。モビリティリゾートもてぎでは、その夢を叶えるためのプログラムが豊富に用意されています。

子供から大人まで楽しめるレーシングカート

モータースポーツへの第一歩として最適なのがレーシングカートです。特別なライセンスは不要で、身長などの条件を満たせば誰でも気軽に挑戦できます。

主なカートアトラクション
名称 場所 対象(目安) 特徴
チャレンジカート パーク内 小学3年生~ 初心者向け。まずはここからモータースポーツの基本を体験。
レーシングカート パーク内 中学生~ より本格的なマシンでタイムアタック。友達と競い合える。
北ショートコース サーキットエリア 中学生~ 国際規格のコースを走行。本格的なGフォースとスピードを体感。

ヘルメットやグローブはレンタルできるので、手ぶらで訪れても問題ありません。地面すれすれの低い視点から見る景色と、ダイレクトに伝わる振動やスピード感は、一度体験すると病みつきになる面白さです。

本格的に学びたいならスクールへ

ホンダが長年培ってきたノウハウを凝縮した安全運転普及活動の拠点、交通教育センターが併設されています。ここでは、自分のバイクや車を使って専門インストラクターから直接指導を受けられる「ホンダ モーターサイクリスト スクール(HMS)」やドライビングスクールが人気です。自己流の運転を見直し、安全でスムーズな運転技術を論理的に学びたいと考える全てのドライバー、ライダーにとって、最高の環境が用意されています。

場内ホテルやキャンプ場での宿泊

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モビリティリゾートもてぎ:公式

東京ドーム約137個分という広大な敷地を誇るモビリティリゾートもてぎ。その魅力を余すことなく満喫するなら、日帰りではなく宿泊での滞在が絶対におすすめです。

モビリティリゾートもてぎホテル

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モビリティリゾートもてぎ:公式

サーキットを一望できる丘の上に建つ、唯一無二のロケーションを誇るオフィシャルホテルです。レースの興奮が冷めやらぬまま、快適な客室でくつろぐことができます。2025年にリニューアルされたグランピングをテーマにした客室「デラックスファミリー YADORIGI」や、星空を眺められる「スーペリアファミリー Hoshi-Akari」など、滞在スタイルに合わせて選べる多彩な部屋が魅力です。

食事は、地元の新鮮な食材をふんだんに使った料理が自慢の「森のレストラン MARCHERANT(マルシェラン)」で。そして一日の締めくくりは、展望大浴場「のぞみの湯」へ。サーキットの夜景を眺めながら、遊び疲れた体をゆっくりと癒すことができます。

森と星空のキャンプヴィレッジ

グランピング

モビリティリゾートもてぎ:公式

豊かな自然の中でアクティブな滞在を楽しみたいファミリーやグループには、こちらが最適です。

  • グランピングサイト:面倒な準備や設営は一切不要。エアコン、ベッド、冷蔵庫などが完備された豪華なテントで、手軽にアウトドア気分を味わえます。夕食はシェフこだわりの食材を使ったBBQがセットになっており、贅沢な時間を過ごせます。
  • ログキャビン:キッチン、トイレ、シャワー完備の木の香りに包まれたキャビン。家族や友人とのプライベートな空間を大切にしたい方におすすめです。
  • 林間サイト:より本格的なキャンプを楽しみたい方向けのオートキャンプサイト。木々に囲まれた静かな環境で、自分たちだけのキャンプスタイルを追求できます。

宿泊者だけの嬉しい特典

ホテルやキャンプヴィレッジの宿泊者は、滞在中のパーク入場料と駐車料金が無料になります。これを活用すれば、チェックイン日の朝からチェックアウト日の夕方まで、時間を気にすることなく思う存分リゾート内を遊びつくすことが可能です。

子供が喜ぶ遊園地とレストラン

モビリティリゾートもてぎは、熱心なモータースポーツファンだけの場所ではないことを強調しておかなければなりません。広大な敷地の半分以上は豊かな自然に囲まれており、子供たちの五感を刺激し、好奇心を育むための最高のフィールドが広がっています。

森がテーマのユニークなアトラクション

パークエリアの中心にあるのは、森との一体感をテーマにした大規模なアスレチック施設群です。これらは単なる遊具ではなく、子供たちが自ら考え、挑戦する力を育むための工夫が凝らされています。

  • 巨大ネットの森 SUMIKA:カラフルなネットが何層にも張り巡らされた日本最大級の屋内アスレチック。天候に左右されず、飛んだり跳ねたり、寝転がったりと、全身を使って自由に遊ぶ中でバランス感覚や空間認識能力が養われます。
  • 森感覚アスレチック DOKIDOKI:森の木々をイメージした39種類のエレメントに挑戦する空中アスレチック。勇気を出して一歩を踏み出す達成感は、子供たちの大きな自信につながります。
  • 迷宮森殿 ITADAKI:5階建ての巨大な立体迷路。ただゴールを目指すだけでなく、様々なからくりや謎を解き明かしながら進む必要があり、思考力と体力を同時に鍛えることができます。

この他にも、3歳から補助輪なしのバイクにチャレンジできる「モーターサイクルトレーニング」など、Hondaならではのモビリティ体験アトラクションが充実しており、親子で成長を実感できる瞬間が待っています。

ファミリーに優しいレストラン

思いっきり遊んだ後はお腹が空くもの。場内には、小さなお子様連れでも安心して利用できるレストランが揃っています。

  • 森のキッチン どんぐり:アレルギー表示が分かりやすいお子様プレートや低アレルゲンメニューも用意されており、安心して食事を楽しめるファミリーレストランです。
  • カフェテリア オーク:うどんやラーメン、カレーといった定番メニューから、季節の料理まで、多彩なラインナップから好きなものを好きなだけ選べるスタイルが人気。広々とした空間で、ベビーカーのままでも利用しやすいのが特徴です。
  • グランツーリスモ カフェ:人気ドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」とコラボしたカフェ。ゲームの世界観を楽しみながら、パスタやピザなどの食事や休憩ができます。

どのレストランも、子供用の椅子や食器が用意されているなど、ファミリーへの配慮が行き届いています。

モビリティリゾートもてぎ (もてぎサーキット)の魅力を総まとめ

これまでご紹介してきたように、モビリティリゾートもてぎは、単なるサーキットではなく、訪れる人すべての好奇心を満たし、忘れられない思い出を創り出す多様な魅力に満ちた一大リゾート施設です。最後に、この記事の要点をリストで振り返ってみましょう。

  • 1997年にホンダが設立した世界でも珍しい複合サーキット
  • 人と自然とモビリティの共生がテーマの広大なリゾート
  • 高低差が大きくブレーキング勝負が見どころの国際ロードコース
  • 日本のモータースポーツ史を刻む数々のコースレコード
  • 都心からのアクセスも良好で大規模な駐車場を完備
  • MotoGPやSUPER GTなど世界トップクラスのレースを年間開催
  • 観戦チケットはスタイルに合わせて選べる豊富な券種が魅力
  • SUPER GTの混走バトルは予測不能なドラマを生む
  • スーパーフォーミュラの異次元のコーナリングスピードは圧巻
  • ライセンス不要で誰でも本格的なカート体験が可能
  • 安全運転技術を基礎から学べる充実したスクールプログラム
  • サーキットビューのホテルや本格キャンプ場で快適な宿泊体験
  • 宿泊者は滞在中の入場料と駐車料が無料になる大きな特典
  • 子供の挑戦心を育む大規模なアスレチック施設が充実
  • 家族みんなが安心して楽しめる多彩なレストラン

世界レベルのモータースポーツの興奮を肌で感じるもよし、豊かな自然の中でアクティビティに汗を流すもよし、あるいは静かに森と語らい、星空を眺めるもよし。訪れる人の数だけ、そこには無限の楽しみ方が存在します。このガイドを手に、ぜひあなただけの最高の休日をモビリティリゾートもてぎで計画してみてはいかがでしょうか。

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